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そういう意味で、むやみと軟らかい食べ物を選ぶのもよくない。現代の食べ物やその傾向を見ていると、ハンバーグなどに代表される練り物と、めん類が全盛で、人類の歯という歯は、ほどなく、ちょっと硬めの食べ物にも「歯が立たない」ものになってしまうに違いない。
ある実験によると、現代食の咀嚼回数は、戦前の約半分だともいう。現に、よく噛まないせいで、あごの発達が悪くなっている子供が増えている。
食事三昧に徹して、よく噛んで食べれば、実においしい。食べ物がおいしいということは、大変に幸せなことである。
同時に、よく噛んで体を鍛える。噛むことで唾液の分泌が盛んになれば、食べた物が口の中で十分に消化される。咀嚼によって、食物は小さく砕かれ、表面積が大きくなれば、消化酵素などが触れる部分が大きくなるから、それだけ消化しやすくなる道理である。
また、必要以上に食べすぎると、意識がボンヤリして、仕事や勉強をするのが面倒になるから、腹八分の自然の食べ物を口の中で、気化するほどによく咀嚼している。
人間の咀嚼は単なる口腔の運動ではない。全身の営みであり、精神の営みなのである。
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