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●ボケを防ぐ手のひらの鍛錬
人間の足に続いては、手を鍛錬して頭の働きを維持する方法を述べよう。
体の中で、生かされているという自然の中に深々と根差しているものは腹から腰、それから生殖器官、そして両脚、両足であるのに対して、人間の手は生きるという面に、生きるための働きをしている。
手は自由自在に独立しているかのごとく、さまざまなことをなすことができる。生きるという自力を発揮する上で、手というものがどのくらい進歩してきたかを考えれば、人間はまだまだ、現在くらいの働きで満足していることはできないだろう。
かの哲学者カントは人間の手を称して「脳の可視部分」といったが、大脳の半分以上が手を動かすための役割をつかさどっているともいう。足の運動をつかさどる脳の分野があるように、手の運動をつかさどる働きも、位置と占める割合こそ違うが大脳にはあるわけだ。この大脳にある手の指の運動を担当する領域は、足の運動野の十倍以上の広さを占めており、互いに連動し合って、人間の複雑な動作をも可能にしているのである。
その手を使うあらゆる分野の名人、達人の手が、どのような、からくり、仕組みで巧妙至極に動くかは、実は心と神経に関係がある。心の充実したものが、直ちに手にくる。その間に五官も頭脳も働いているが、それらは、同時に間髪を入れずに働く。
しかし、働いてはいるが、それほど頭も五官も使っていないように見える。腰や腹にも力を入れているようには見えないが、力が入っている。極端にいえば、肉体全身にすべての力が加わっているのである。
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