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漢代までの古典で、最も多く「気」について述べているのは、前一三九年刊の「淮南子」二一編であり、百八十回に及ぶ。
著者は前漢の学者であり、皇族であった劉安で、無為恬淡(てんたん)の老荘の説を中心に、儒家などの説も交えた中国古代の思想書である。
とりわけ、「気」による万物生成論と養生法が述べられていることは、よく知られている。はじめに虚空があり、虚空に宇宙が生まれ、宇宙に陰陽の「気」が生じて、天地の万物が生成された、と天文訓には記されている。
このほか、たくさんの「気」の字を含む熟語が本の中に見える。
「天地の気」、「天気」、「地気」、「陰陽の気」、「陰気」、「陽気」、「春気」、「秋気」、「蒸気」、「神気」、「正気」、「生気」、「煩気」、「偏気」、「人気」、「民気」、「食気」、「含気」、「吐気」、「合気」、「同気」、「養気」、「専気」、「望気」、「損気」、「失気」などなど。
その内容は、宇宙の「気」のほかに、大自然の中の「気」、医学の「気」、人間が感じる「気」など多方面にわたっており、漢代における「気」の流行ぶりを物語るものでもある。
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