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日常の会話においても、「……します」、「……です」、「……やります」で締め、「……と思います」、「……するつもりです」を避けるのが、賢明である。
なぜなら、明るく、積極的な言葉は、常に自分を高め、現状を打破しようという意志を持たせることができるからだ。あきらめや自信のない言葉からは、成功は生まれない。
言葉とは、精神までも支配してしまうものなのである。
ビジネスマンで仕事の実力があっても、チャンス、ピンチの大切な場で、その実力を発揮できるか否かは、言葉からくる精神力に微妙に左右される。
むずかしい仕事だと思っても、「やれそうです」という。決して、安請け合いをしろというのではないが、「やってみたい」と前向きな態度で臨むことが、自分の能力を伸ばす。不安を感じながらも、困難な仕事に挑戦すれば、それだけ仕事の面白みも増すというもの。
運の悪いことが続いても、「そのうちついてくるさ」という。言葉からスネた陰りを除けば、表情も明るくなり、自信が生まれ、物事はよい方向へ発展するだろう。
とにかく、「やれる」と思うこと、そして「やれるぞ」と他人に告げることは、思わぬ可能性を生み、自分のレベルを引き上げる方策となるのである。言葉で可能性をつぶすことはない。
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