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朱子学によると、「気」は「理」から生じたもので、空気と同じように人間の目で見ることのできない気体であり、対照的な性格を持つ陰と陽の二つの「気」がある。
「理」と「気」とは相合わさって事象を形成するが、「理」は一定の性として万物に内在し、「気」はさまざまに変化して万物に形を与えることになる。
陰陽の「気」はさらに、木・火・土・金・水の五行を生じる。陰と陽とは対照的であり、抽象的な性格であるが、五行には具体的な質が備わっており、現実の形を持つ物により近い概念である。
「理」はまた人間にあっては徳性であるから、これを十分に発揮するように努めることを、修養と呼ぶ。
このように朱子学の個々の概念はいずれも、すでに語られていたものであり、それを「理」と「気」の二元的な立場から総合、集大成したものであった。
陰と陽という対照的な概念を相対的に捕らえ直し、陰は陽に、陽は陰に、それぞれ転化することを指摘し、しばしば陰中の陽、陽中の陰という表現をするのも朱子の特徴である。
この「気」の哲学は、その後さらに徹底したものとなり、明代に「理は気から生じる」、明末から清初に「気の外に独立した理はない」と続き、清朝では「気化流行、生々して息(や)まず」という表現が使われた。
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