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■頭痛の大半が機能性頭痛(慢性頭痛)■
くも膜下出血や脳腫瘍など、頭蓋内の重大な病気が原因の頭痛は「症候性頭痛」と呼ばれ、生命にかかわる可能性があるため、すぐに医療機関を受診しなければなりませんが、発生頻度は高くありません。
これに対して、頭蓋内に異常がないにもかかわらず起こる頭痛を「機能性頭痛」といいます。機能性頭痛は「慢性頭痛」とも呼ばれていて、発生頻度が高く、慢性的に痛みが起こる人は日本に3,000万人程度いるだろうと推定されています。
機能性頭痛の代表は「緊張型頭痛」、「片頭痛」、「群発頭痛」です。いずれの頭痛も、ときどき寝込んでしまうほど辛い症状の人もいれば、日常生活に支障がほとんどない人もいて、痛みの程度はさまざまです。
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