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二、思考力障害
中核症状の記憶力障害に加えて、系統的に物を考えることができなくなります。判断力も低下します。連想も不十分となり、思考の内容が貧弱で、質問に対して同じ答えを繰り返すことが多くなります。頑固で、自分の考えに固執するようになることもしばしば。一方、自分の周りの状態を正確に把握していないため、質問に対して思いも寄らない答えを繰り返すこともあります。
持久力の低下、注意力の散漫などもみられ、自分が病気であるという自覚が次第に失われてゆきます。
三、行動異常
認知症の初期は記銘力、記憶力障害が中心で、ガス栓の閉め忘れのような物忘れがほとんどで、まだ異常行動の範囲ではないのですが、無意味な、理解のできない行動というものが出現するので、周囲の人は注意しなければなりません。
タンスの物を全部出したり、ご飯にお汁などの副食物を入れてかき混ぜたり、便所でない場所に排便したり、おしめの便をこね回したり、無断で家や病室を抜け出して遠方で見付けられたり、必要でもない物を買いあさったり、毎日同じ料理だけを作ったりなど、行動の異常は実に多彩です。
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【認知症(痴呆症)】
【四百四病の事典】
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