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●口を通して宇宙の「気」を受ける

 肉体のホルモンの中で、唾液ほど重要なものはない。実際に、唾液は万病薬、老衰の予防薬なのである。

 食事の時に百回ずつ噛んで食べたら、神経痛やリウマチまで治ってしまったという、アメリカの臨床例もある。これなども、唾液の働きが単なる消化作用だけにとどまらぬことを、生化学的に証明している話であるといえよう。

 次に、「寝る子は育つ」といわれるように、眠っている間は唾液が成長ホルモンとして働くことも、生化学的に証明されている。

 新生児というものは、唾液がありあまっているから、ヨダレを流している。生命力にあふれる幼児の時代も、唾液の分泌は盛んである。生命の核ともいうべき細胞を、日々新たに製造しなければならない時期には、唾液はおのずから濃厚に、豊富になってくるのである。これも、肉体自然の摂理なのである。

 成人するにつれて、次第に唾液の出方が少なくなるのは、肉体的な成長が止まったためというよりも、むしろ、自然作用の発生を自己意識が邪魔をして、唾液腺を枯らすなどしている場合が多いものである。

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【よく噛む効用2】

[1] 知られていない唾液の働き

[2] 知られていない唾液の働き2

[3] 知られていない唾液の働き3

[4] 生命保存の巧妙な摂理

[5] 生命保存の巧妙な摂理2

[6] 生命保存の巧妙な摂理3

[7] 生命保存の巧妙な摂理4

[8] 口を通して宇宙の「気」を受ける

[9] 口を通して宇宙の「気」を受ける2

[10] 唾液と胃液の相関関係

[11] 唾液と胃液の相関関係2

[12] 唾液と胃液の相関関係3

[13] もう一つの胃の働き

[14] もう一つの胃の働き2

[15] もう一つの胃の働き3

[16] 腸の選択力の妙について

[17] 腸の選択力の妙について2

[18] 腸の選択力の妙について3

[19] 腸の選択力の妙について4

 

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