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いずれにしても、脳細胞の要求は尊重したいものである。脳細胞は百五十億個もあるが、これは生まれた時から備わっていて、ほとんど増えないし、その上、一度壊れたら最後、いくら養生しても埋め合わせのきかない貴重なものだからである。
眠りによって脳細胞を休ませる必要は、誰もが拒めない義務のようなものである。
手や足は使わないでいるだけで、ある程度、疲れをとることができる。だが、脳は目や耳から絶えず刺激を受けていて、機能し反応し続けているのである。起きている間は、脳に休息はない。脳を休ませるには、眠るしか方法がないのである。
一日使ったら、夜は脳を含めた肉体を疲れさせないように、軽く食事をとり、風呂に入り、肉体を温め、血液の循環をよくして、湯冷めしないうちに寝るがよい。就寝時間の最善は八時、次善は十時、限度は十二時前である。
最近では、眠れないなどという人が増えているようだが、仏教の要義が簡単に約説してある法句経(ほっくぎょう)の中に、「眠られぬ夜は永し」とある。先哲も、内なる時間として述べている。「人間の置かれている環境次第で、楽しい時は過ぎやすく苦しい場合は長い」と。
私にいわせれば、不眠症はぜいたく病。働きが精神労働に傾きすぎて眠れないということもまれにはあるけれど、だいたい、軽く疲れるくらい働けば、ぐっすり眠れるというのが、宇宙に創られた結晶身、自然生物、自然機械たる人間のオートメ装置である。
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