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根本的な原因は、糖尿病による高血糖で、腎臓の糸球体の毛細血管が傷むことにあります。この糸球体は、非常にたくさんの毛細血管が糸を巻いた毬(まり)のように寄り集まっている腎臓中の主要構成組織であり、また、血液中の不要な老廃物を尿に濾過(ろか)して排泄(はいせつ)するという腎臓の最大の機能の担い手です。

糸球体の毛細血管は、糖尿病で血糖が高い状態が続くと、次第に硬化して、数を減じてきます。そのために、本来は体外に排泄されるはずの老廃物が、体内にとどまってしまいます。

かなり進行してからでないと、糖尿病性腎症の自覚症状は現れません。従って、むくみなどの自覚症状が出現した場合は、かなり進行していることになります。腎機能が悪化し腎不全になると、体内への尿毒症物質の蓄積による尿毒症が出現して、頭痛、吐き気、立ちくらみなどを生じます。

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【糖尿病性腎症】

[1] 糖尿病で腎機能が悪化

[2] 腎臓の糸球体の硬化

[3] 病期分類1

[4] 病期分類2

[5] 糖尿病合併症の予防

[6] 尿中アルブミンの検査

[7] 血糖と血圧コントロール

[8] 蛋白質と塩分の摂取

 

【四百四病の事典】

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【メディカル・チェック】

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