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確定診断のためには、腹部超音波検査、CT検査、ERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管撮影)検査といった画像診断が不可欠です。

超音波検査やCT検査では、膵臓の形や、膵臓にできる結石である膵石の有無なども調べることができます。

ERCP検査は、膵管に造影剤を注入し、内視鏡で膵管の状態を調べるものです。口から挿入した内視鏡を、胃から十二指腸の入り口部分まで送り込み、そこから膵臓内へ進めます。膵管の狭窄(きょうさく)や拡張といった形状の変化、分岐した膵管の異常などを、はっきりと捕らえることができます。

最近は、MRCP(磁気共鳴胆道膵管造影)検査も行われるようになってきました。MRI(磁気共鳴映像法)検査による画像を利用するもので、造影剤や内視鏡を使わずに胆のうや膵管の状態を観察できるので、患者の肉体的負担が少なくてすみます。

このような画像検査によって、膵臓の状態に変化や異常がみられる場合、慢性膵炎と診断されます。

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【慢性膵炎】

[1] 長期に渡る炎症

[2] 膵液の分泌に障害

[3] 早期にみられる症状

[4] 後期にみられる症状

[5] 血液と尿の検査

[6] 画像検査による確定

[7] 残された機能の温存

[8] 薬物による再発防止

[9] 外科的な手術療法

[10] 食事療法による改善

 

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