健康創造塾

【i-mode版】

…………………………

【イチオシ!はこちら!】

…………………………

 老年や壮年ばかりでなく、若者も心掛けて、読書などで頭の訓練もうんとやっておくべきであるし、肉体の訓練のほうも怠ってはならない。頭と体の練磨が、人間性の「培根」につながるからである。

 培根とは根を培(つちか)うと書くのであり、すべて物事には根があり、根源の問題がある。例えば、人間の体をはじめとして、命には命の根があるというようにである。

 人間は、常に物事の根源は何かを探究すると同時に、その根本を培い、養うことが大切である。根本をおろそかにして、結果のみをむさぼれば、万事は労して功なく、そのために多大な損失を招き、ついには命取りになりかねない。だから、根の力が充実するほど、物事は発展し、生長し、繁栄するという自然法則に従って、学習に、健康に、あるいは事業に、決断に努力すべきである。

 言い換えれば、培根とは天に通ずる感覚力の培養である。この培根を忘れた企業は、必ず弱体化する。これを人間に当てはめれば、若いうちにせっせと根を培い、修行しておくべきだということになる。

山登りでも、スポーツでも何でもよい。つらいと感じること、苦しいと思うことをやり抜いて、自分に記録を作っておくことが肝要だ。生涯のうちどれほどプラスになるか。そういう体験なくして青春を過ごすことは賢明ではない。

 むしろ進んで苦しい体験をしておくべきだと思う。老後の健康生活のために、若いうちにしておいた苦しい体験は必ず役に立つ。

……………………………

【読書で脳細胞を刺激する1】

[1] 脳細胞の要求

[2] 人間性の根源

[3] 脳の若さを保つ

[4] 新知識を求める

[5] 若い時に根を培う

[6] 乱読、多読の効用

[7] 大きく伸びる

[8] イマジネーション

[9] 通勤時間の利用

[10] 早朝に読書を

[11] 電車の書斎化

[12] 計画的な活用を

 

【ライフスタイル】

[21] 脳力を研ぐ

 

【メディカル・チェック】

[0] ホームへ戻る

Copyright(c) 2005~
KENKOSOZOJUKU