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■石綿被害者への救済■
大量のアスベストを日常的に吸った際に起こる「石綿肺」、より少ない曝露でも起きる「石綿肺がん」、肺を取り囲む胸膜などに悪性の腫瘍(しゅよう)ができる「悪性中皮腫」が、主な病気です。
息切れ、胸痛、咳などの初期症状があり、吸い込んでから約15~50年の潜伏期間をへて、発症します。また、アスベスト症の罹患者で喫煙した場合には、肺がんによって死亡するリスクが50倍以上になると云われています。
2006年2月には、アスベスト(石綿)による健康被害者らに国が医療費などを払う「石綿被害者救済法」が、国会で成立しました。日本政府へ望まれる今後の課題は、省庁間の総合的な対策を基本に、家の改築・解体時の飛散防止、過去に吸入した人への健康対策、専門家の育成などの早急な対策を講じることだと考えられます。
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