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過剰反応を避ける

 一方、一般家庭やオフィスなどで問題となるのは、床や壁、天井、キッチンのタイルの裏側、屋根瓦などに、アスベスト入りの建材が2004年まで使われていたことです。

 ここで大切なのは、「アスベストを含んだ建材があること自体は、大きな問題ではない」、と認識することです。過剰反応して「気持ちが悪いから取ってしまおう」などと、考えないことです。

 建材を破損させて断面をむき出しにしたり、建物を壊したりしない限りは、アスベストは飛び散りません。従って、住居にアスベスト入り建材が使われていても、健康への害はほとんどないと考えられています。

 アスベスト入り建材の使用場所を知るには、家を立てた際の図面を見ることがまず第一です。見てもわからない時や図面がない場合は、施工した工務店に問い合わせましょう。自宅でアスベストが使われている場所を知っておけば、壁に穴を開けたり、むやみに傷を付けたりすることを避けられます。

 どうしても気になるなら、その部分だけを取り除くのではなく、壁紙などを張ったり、厚めに塗料を塗るのがいいと思われます。 

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【アスベスト症】

[1] アスベスト症とは?

[2] 6種類のアスベスト

[3] 珍重された夢の素材

[4] 有害性の指摘と使用禁止

[5] すべての種類の全面禁止へ

[6] 住まいにおける対応策

[7] 過剰反応を避ける

[8] 引き起こされる病気

[9] 石綿被害者への救済

 

【四百四病の事典】

[13] ピックアップ

 

【メディカル・チェック】

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