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■珍重された夢の素材■
高抗張力、不燃の特長を有し、耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性、親和性などにも非常に優れ、しかも安価であるため、「奇跡の鉱物」「夢の素材」と珍重されました。一つの物質で、これほどの特長を有しているものは他に見当たらず、アスベストを代替する場合には、それぞれの特長を持った複数の繊維や材料を組み合わせて使用することになります。
戦後の日本では、1948年にアスベストの輸入が再開し、1974年には35万トン強と輸入量が最高になっています。1970年~1990年にかけては、年間30万トン前後の輸入がありました。1991年以降は、アスベストの輸入量は減少していきます。
この間、建築資材、電気製品、自動車、船舶、家庭用品などで、3000とも5000を超えるともされる種類の製品に、アスベストが使用されていました。例えば、建設業では、断熱材、保温材、耐火材、防音材として建築資材に用い、同様にセメントとプラスチックを強くするために、アスベストを壁や天井に吹き付けて用いました。自動車産業では、ブレーキライニングやブレーキパッド、クラッチフェーシング、 クラッチライニングで、アスベストを使用しました。
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【アスベスト症】
【四百四病の事典】
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