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 さらに、和気とは正反対に、目にすごみの見られる人間が時折いる。和気を全く欠いている上に、悪い鋭気が露骨に出る結果、そうなるのである。めったにこうした目に出くわすことはないが、すごみのある目の人間には警戒する必要がある。

 こうした光輝のある目、鋭気のある目、和気のある目、あるいは、どんよりした目、きつい目、すごみのある目といった人間の目付きの要因は、瞳孔(どうこう)との関係が大きいもので、日本人は虹彩(こうさい)が茶褐色の茶色目が多く、その中の黒い瞳はわかりにくいが、その開き具合で心の動き、関心度を知ることもできる。

 かつての中国では、ヒスイ商人が客の瞳が開くのを見ていて、すかさず値を釣り上げた。そこで、買い手は瞳を見られないように、ベールをかぶって取り引きするようになったという。それくらい瞳は心の動きを表すのである。

 すなわち、人間は興奮したり、楽しいと瞳を開き、つまらないと閉じてしまう。生理学的にいえば、興奮したり、びっくりしたりして緊張すると交感神経優位になり、瞳が広がるのである。瞳が広がるということは、商品に魅力を感じているということで、現代日本の宝石や車のベテランセールスマンも、客の瞳を見て商売をするとよくいわれる。

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[2] 鳳眼、象眼……

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