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このほか、重症の急性膵炎に対して行われる特殊な治療法として、腹膜かんりゅう法が挙げられます。腹膜かんりゅう法は、カテーテルという細い管からおなかの中に腹膜透析液を注入し、腹腔内の有害物質を排除する方法です。

このような治療によって、悪化していた全身状態がかなり回復してくることがあります。

急性膵炎では、こうした内科的治療が基本となりますが、胆石が原因で病状が改善されない場合は、内視鏡を用いた胆管結石の除去や、管を挿入して、たまった液を吸引する胆管ドレナージが必要になることがあります。胆石を取り除くために、開腹して胆管を切除したり、胆のうを摘出する手術が必要になることもあります。

また、中等症や重症で、内科的治療を試みても病状が改善しない場合のほか、膵のう胞や膵腫がんといった合併症が起こっている時も、膵臓の切除手術などの適応となる場合があります。

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【急性膵炎】

[1] 急激に起こる炎症

[2] 消化酵素による自己消化

[3] 主な要因は胆石、アルコール

[4] 突然の激しく持続的な痛み

[5] 軽症のうちに治療を

[6] 軽症、中等症、重症

[7] 軽症、中等症の治療法

[8] 軽症、中等症の治療法2

[9] 重症急性膵炎の治療法

[10] 食事療法も重要

[11] 再発を防ぐ自己管理

 

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