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人間の体というのは、例えてみればバッテリーのようなものだ。生きるためには無論、放電が必要だから、睡眠というチャージが十分に行われないと、バッテリーが上がってしまうことはいうまでもない。
そもそも、人間には一日八時間の睡眠が理想的とされているのであって、忙しくて時間がとれないということで睡眠不足の人は、万難を排して昼寝を実行されたい。
昼は、自力で働く、生きるという面の社会的人生。夜は、静かに休むという生かされの面の他力世界である。人間は夜つくられ、夜育つ。宇宙生命の他力を仰ぐ睡眠時間を軽んずる者は、命を縮め、不幸になる。
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