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■慢性的に運動不足の現代人は、歩くということさえ忘れかけている。人間の常として、足が弱ると行動力に欠けてくるため、やる気の原動力となる自信を失ってしまう。
現代に生きる日本人は、老若男女を問わず平均的に、運動不足だといわれて久しい。平常から体を動かしている人と、動かしていない人とでは、病気に対する抵抗力が大きく違ってくる。
慢性的な運動不足は、筋肉を減少させ、内臓機能を低下させてしまう。少々疲れているからといって、電車や車にばかり頼っていたのでは、体が鈍ってしまう。
老人は絶対に過激な運動を避けるなど、年齢や体力によって運動量は違ってくるが、ライフワークの一環として、日常生活で使わない足腰の筋肉を中心に、労をいとわず動かすよう心掛けるべきだ。
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