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●飲料水との上手なかかわり方
昔は暑い季節になっても、氷を手に入れることは一仕事だったが、冷凍庫のついた電気冷蔵庫が普及したお陰で、どこの家庭でも簡単に氷が作れるようになった。せっかくのフリーザーを大いに活用し、毎日の飲み水はぜひ、生き生きした冷たい水にしたいものである。
酒屋で売っているぶっかき氷、富士山の氷穴の天然氷などを買ってくるのも一案で、溶解して飲むのもよいだろう。
水道水について述べると、二PPM程度の塩素含有量の水道の水、つまり日本の大都市の飲料水だと、まず金魚は死んでしまう。魚も人間も、酸素を呼吸して生きているのであり、金魚は水中の酸素を摂取しようとして、水道水中の殺菌、消毒用に使用された発ガン性の塩素ガスを一緒に摂取して死ぬのである。
こんな水が、人間にもよいわけはないが、水を大量に消費する大都会に暮らしている以上は仕方がない。
日本の水道は最近、夏場を中心に、臭い水の苦情が相次いでいる。これは、水源の湖などに発生するプランクトンに含まれている物質が原因。かつては山奥にあった水源地近くに、人間が住むようになったために、生活排水などで富栄養化したのが影響したとされている。
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