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ところが、現代人は一般的に、こういう磨かれた感覚から生じる直観というものについて、理性に劣る精神作用だと思いがちである。直観というものが非論理的であったり、科学的でなかったりするためで、西洋的な考えが論理や科学的であることを優先させてきたゆえでもある。
しかし、もともと東洋の思想は、知識よりも直観ということを大切に考えてきた。直観とは、いわゆるインスピレーションのことである。禅の修行僧は、問に対して即座に答える訓練をする。俗に問答といわれるこの行為は、知識よりも直観力を高める訓練である。
直観によって世界を理解することは、物事をイメージで捕らえ判断するということ。直観は、無意識の世界に近く、しかも主観的である。東洋の思想が直観を重視するのは、意識の世界には、真の判断を狂わせるさまざまな邪念があると考えたからである。
ここで、古今東西の偉大な人々の発明、発見は、ただ単に知識や論理から生まれたのではないということを、今一度考えてみてほしい。発明、発見の前には、必ず「ひらめき」という現象がある。優れた直観力がなければ、偉大な発明も発見もないのである。ひたすら知識を吸収し、論理を磨くだけでは、新しい物は生まれてこない。
現代では、人間の知識や記憶はコンピューターでも代用できるのに対して、磨かれた感覚から生じる直観は人間だけが持つ優れた能力なのである。人生は自分の直観を生かすか否かで、大きく変わってくる。人間の能力は、生かしてこそ価値があるものなのだ。
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