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さて、原初宇宙の「気」は、ゆったりとした回転エネルギーによって、動き動かしながら、だんだんと変化していった。漠然としていた原初宇宙そのものが、そのまま回転していたわけである。やがて、回転エネルギーが超高温、超高圧の光の海となり、次いでビッグ・バンと称する巨大な爆発を生じた。
天地開闢(かいびゃく)については、古代中国の文献にも記述されている。
はじめに虚空があり、虚空に宇宙が生まれ、宇宙に陰陽の「気」が生じて天地の万物が生成された、と前漢の学者・劉安(りゅうあん)が著した「淮南子(えなんじ)」の天文訓は、伝えているのである。
現代の著名な天体物理学者たちも、ごく初期の頃の宇宙は全体でも極めて小さく、一滴の露より小さかったかもしれない、と述べている。そして、露の中の超ミニ宇宙に、現在の宇宙の謎(なぞ)のすべてを解くカギが含まれているはずだ、とも述べている。
「一滴の露より小さかった」ものとは、「気」にほかならない。「気」こそは現在の宇宙の森羅万象の根源である、という真理は、古今の時空を貫く不変の理(ことわり)なのである。
まさに、無から有を生じた、「気」という無から宇宙という有を生じた、といった感じではないか。無から有が生じるということは、しかし、論理的にはあり得ないから、この場合の無は文字通りの無ではなく、むしろ空と呼ぶべきものと理解できるであろう。
空とは、一見した限りでは無に等しいように思えるが、その内実に有を含んだものなのだ。
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