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なお、慢性膵炎の中には、腫瘤(しゅりゅう)形成型慢性膵炎という特殊なタイプがあり、この病気が疑われる時は、膵がんとの鑑別が重要になります。体外から穿刺針を刺して膵臓の組織を少量採取し、顕微鏡で調べる膵生検などによって鑑別が行われます。

慢性膵炎は病変の広がり具合によって症状が異なるので、それぞれの病状に応じた治療が行われます。また、いったん破壊された膵臓組織の回復は望めないため、炎症を抑えたり、病気の進行を防いで、残された機能を温存することが、治療の主眼となります。

腹痛が持続する場合は、鎮痛剤や鎮痙(けい)剤などを使用します。また、消化酵素剤や膵酵素阻害剤の経口投与も、軽症の場合には有効です。腹痛が激しい時は、急性膵炎と同様、絶飲と絶食、点滴による栄養補給、膵酵素阻害剤の投与などが行われます。

腹痛が現れている時はもちろん、痛みが治まって病状が落ち着いている時期も、禁酒を守り、食事からの脂肪の摂取量を控えめにする必要があります。

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【慢性膵炎】

[1] 長期に渡る炎症

[2] 膵液の分泌に障害

[3] 早期にみられる症状

[4] 後期にみられる症状

[5] 血液と尿の検査

[6] 画像検査による確定

[7] 残された機能の温存

[8] 薬物による再発防止

[9] 外科的な手術療法

[10] 食事療法による改善

 

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