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ハンセン病の検査と診断と治療

なかなか消えない特徴的な発疹、触覚の喪失、筋力の低下による体の変形などの症状があれば、ハンセン病が強く疑われます。らい予防法の廃止後、ハンセン病は保険診療の適用になり、診断と治療は一般の医療機関、主に皮膚科外来で行われています。

診察ではまず、出身地・出身国、小児期の居住地、家族歴、気付かずにいるやけどやけがの既往などを問診し、その後、皮膚症状の検査、神経症状の検査、らい菌の検出、病理組織検査などを行います。

診断の確定には、らい菌の検出が重要です。らい菌の培養は現在のところ不可能なので、皮膚症状のある部位にメスを刺して組織液を採取する皮膚スメア検査、皮膚の病理組織を抗酸菌染色する検査、らい菌の特異的な遺伝子(DNA)を証明する検査のうち、複数の検査が行われています。

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【ハンセン病】

[1] らい菌による感染症

[2] 日本での発症者は激減

[3] 類結核型、らい腫型など

[4] 末梢神経と皮膚に症状

[5] 触覚の喪失による障害

[6] 手足や皮膚の変形

[7] らい菌の検出が重要

[8] 施設への隔離は不要

[9] 複数の抗生物質での治療

 

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