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ハンセン病

らい菌によって起こる慢性の感染症

ハンセン病とは、抗酸菌に分類される、らい菌によって起こる慢性の感染症。らい病とも従来は呼ばれ、主に脳・脊髄(せきずい)から出る末梢(まっしょう)神経、皮膚、精巣、目、鼻の粘膜が侵されます。

治療しないと外見が変形することから、ハンセン病の発症者は長い間恐れられ、遠ざけられてきました。感染力が強いわけではなく、死に至ることもなく、抗生物質で治療可能な疾患であるにもかかわらず、今なお一般の人々に根深く恐れられています。そのため、ハンセン病にかかった人は、心理的、社会的問題に苦しむことも多いのです。現在の日本では、ハンセン病は感染症法には含まれず、らい予防法は1996年4月に廃止されました。

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【ハンセン病】

[1] らい菌による感染症

[2] 日本での発症者は激減

[3] 類結核型、らい腫型など

[4] 末梢神経と皮膚に症状

[5] 触覚の喪失による障害

[6] 手足や皮膚の変形

[7] らい菌の検出が重要

[8] 施設への隔離は不要

[9] 複数の抗生物質での治療

 

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