健康創造塾

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 しかして、「大器は晩成する」と老子がいった意味は、俗に解釈されているように「十で神童、十五で才子、二十すぎればただの人」の逆であるというニュアンスではなく、本当に優れた人は完成するということはあり得ず、生涯修行。学べば学ぶほど奥が深いことがわかり、人間は少しずつ器が大きくなっていくだけである。

 より器が大きくなった人物は、まだまだ自分は未熟者だという謙虚な気持ちを持っているために、腰が低く、普通の人がちょっと見ただけでは、その人が大きな器の人であるというようには感じない。

 だが、大器とは、まさにこのような人物のことをいうのである。

 人間の器の大きさには限りがなく、死ぬまでこれで終わりだということもない。ゆえに、大きな器の人物はなかなか出来上がらないのだ、ととるべきである。

 だから、少しくらい早熟だろうと、晩熟だろうと、関係ないということだ。

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【向上心と信念】

[1] 目のパワー

[2] 見えると感じる

[3] 気配に気づく

[4] 「気」の放射体

[5] 器量人に近づく

[6] 大器は晩成す

[7] 歴史上の人物

[8] 感知できぬもの

[9] あり得ない完成

[10] 自己啓発の永続

[11] おのずと光る

[12] 陽気の発散

[13] 統率力の習得

[14] 六分の侠気

 

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