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背骨の仕組み2

 さらに、椎体と椎弓の間には「椎孔(脊柱管)」という穴があり、神経の束である「脊髄」が入っています。脊髄は脳からつながっている中枢神経で、脊髄からはたくさんの脊髄神経が伸びており、脊髄神経は椎弓の隙間から出て体の各所へ走っています。

 なお、脊髄は腰の辺りで終わるため、それより下の部分は脊髄神経が脊柱管の中を占め、少しずつ分かれて脊柱管を出ていきます。脊髄神経が脊髄から出たばかりの部分は「神経根(しんけいこん)」と呼ばれ、脊柱管の下部に入っている神経根はとくに「馬尾(ばび)」と呼ばれています。

 椎間板や椎骨、椎弓には神経がないため、腰痛というのは、靱帯などの周囲の組織の神経や筋肉から発せられたメッセージということになります。

 また、腰痛の原因となった腰の部分の脊柱(腰椎)の異常が馬尾などの神経根を傷めると、その神経が分布している筋肉が動かせなくなったり(筋力低下)、皮膚の感覚が鈍くなったり(感覚鈍麻)、腰から足にかけて痛みが走ったり(坐骨神経痛)します。

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