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1.背骨の仕組み
頭の骨を頭蓋骨、肩の前面にある骨を鎖骨というように、背骨は正式には「脊柱(せきちゅう)」、あるいは「脊椎(せきつい)」と呼ばれます。脊柱が曲がるのは、「椎体(ついたい)」と「椎弓(ついきゅう)」が組み合わされたものが重なってできているためです。
これらを連結しているのが、椎体と椎体の間にある「椎間板(ついかんばん)、椎間円板」、椎弓同士を連結している「椎間関節」、および、これらを補強するように走っている「靱帯(じんたい)」です。椎間板は軟骨でできており、椎骨にかかる衝撃を和らげるクッションの役割を果たしています。
脊柱は、これらの小さな部品が巧妙に連結して作られているために、体を支え、曲げることもできるのです。
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