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汗は、汗管という管を通って皮膚の表面に発汗します。この皮膚の表面にある汗管の出口の周囲にある角質細胞が、角化の増加と含有水分の増加のためにふやけてくると、汗管の出口をふさぐことになります。結果として、汗が皮膚の中にたまり、量が増えると汗が周囲の皮膚組織に染み出すために、汗の刺激により炎症反応が起こり、かゆみが生じます。従って、高温多湿が悪化因子となり、高熱時や夏期にできやすくなります。
このあせもには、三つの型があります。一つは、直径1~3ミリ程度の非常に小さい透明の水膨れが集まったもので、かゆみや痛みなどの自覚症状もなく、数日で治ります。水晶様汗疹とも呼ばれ、汗管は皮膚表面の角層でふさがります。
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【あせも(汗疹)】
【四百四病の事典】
【メディカル・チェック】
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