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一見すると、足の水虫と似ていますが、水虫のほうは足の裏全体に広がってできる傾向にあり、その症状は水疱が主で、かなり大きな水疱になることもあります。掌蹠膿疱症のほうは、土踏まずを中心に集合しており、その症状は小さな膿疱が中心で、あまり大きな水疱にはならず、かゆみも水虫ほどは強くないところが違っています。
しかし実際には、この二つの症状は、外見ではなかなか区別ができにくいケースが多く、水虫を起こす白癬菌がいるかどうか検査しないと、最終的な判断はできません。掌蹠膿疱症の特徴は、膿疱がたくさんあるのに、化膿菌が全く認められない点です。
掌蹠膿疱症は、非常に治りにくく、5年、10年と繰り返してできる人も多くいます。また、かなり多くの人では、胸骨、鎖骨、肋骨(ろっこつ)が一緒になっている胸の関節部に、関節炎があります。
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【掌蹠膿疱症】
【四百四病の事典】
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