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酒さとは、鼻を中心に、ほお、額、口囲などの皮膚が脂ぎって赤くなり、次第に毛細血管の拡張が目立ってくる疾患。俗に、赤鼻、赤ら顔といわれることもあります。
皮膚表面のすぐ下に拡張した毛細血管が見えるようになるのは、皮膚が薄く、もろくなるためです。症状が悪化してくると、にきびのような小さく赤い吹き出物や、膿胞(のうほう)ができます。さらに悪化すると、鼻から毛細血管が広がって、脂肪の分泌が活発になって皮膚が分厚くなり、鼻全体が暗赤色にブヨブヨとはれてきます。鼻こぶが発生して、だんご鼻のように見えるため、鼻瘤(びりゅう)、酒さ鼻と呼ばれます。顔以外にも胴体、腕、脚に、症状が出ることもあります。
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【酒さ】
【四百四病の事典】
【メディカル・チェック】
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