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ブルガダ症候群の発症者に対して、ある種の抗不整脈薬を投与すると心電図異常が強調されたり、減弱したりすることがわかっていますので、集中モニターができる環境においてこれらの薬を投与し、その際の心電図変化を診断の際の判断材料にするピルジカイニド負荷検査などが行われます。

それ以外にも、心臓の微小な電位変化をみる検査(加算平均心電図)や、携帯型心電計による24時間の心電図検査(ホルター心電図)を行い評価します。また、不整脈専門医のいる施設で心臓電気生理学検査という入院検査を行い、不整脈の起こりやすさを評価します。

これらすべてを総合的に判断して、その発症者の今後の心室細動出現のリスクを評価していくことになりますが、この評価方法もまだ絶対的なものはなく、議論の余地が大きいところです。

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【ブルガダ症候群】

[1] 突然死にもつながる心疾患

[2] 発症者の大部分が男性

[3] 起こりやすいのは睡眠時

[4] 特徴的な心電図変化

[5] 検査によるリスク評価

[6] 植え込み型除細動器の勧め

[7] 植え込み型除細動器の使用

 

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