健康創造塾

…………………………

【イチオシ!はこちら!】

……………………………

これまでの研究では、ブルガダ症候群の発症者のうち、約2割でナトリウムイオンチャンネル遺伝子(SCN5A)の異常が発見され、これが原因ではないかといわれています。

といっても、すべての症例がナトリウムイオンチャンネル遺伝子(SCN5A)の異常で説明されるわけではなく、他のイオンチャンネルの遺伝子異常、ナトリウムチャンネルでも遺伝子解析の困難な部位であるプロモーター、イントロンなどの遺伝子異常、遺伝子には関係のない後天的な異常、である可能性があります。将来、ブルガダ症候群はいくつかの原因に従って、再分類されるかもしれません。

日本や東南アジアで発症頻度が高く、40歳前後の男性に多く発症すると見なされ、しばしば3親等以内の血縁者に突然死した人がいます。日本では、発症者の95パーセントが男性で、ブルガダ症候群の素因を持つ人は1000人に1人はいると推定されています。遺伝子解析でも、全人口の約15パーセントにナトリウムイオンチャンネル遺伝子(SCN5A)の異常が見付かっており、今後の研究が待たれます。

…………………………

【ブルガダ症候群】

[1] 突然死にもつながる心疾患

[2] 発症者の大部分が男性

[3] 起こりやすいのは睡眠時

[4] 特徴的な心電図変化

[5] 検査によるリスク評価

[6] 植え込み型除細動器の勧め

[7] 植え込み型除細動器の使用

 

【健康実用辞典】

[22] インデックスへ

 

【メディカル・チェック】

[0] ホームへ戻る


Copyright(c) 2005~
KENKOSOZOJUKU