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二次性リンパ浮腫は、一次性リンパ浮腫よりも多くみられます。大きな手術の後に起こるのが典型的で、乳がん、子宮がん、前立腺(せん)がんなどの治療で広い範囲のリンパ節やリンパ管を切除したり、放射線療法を行ったりした後、特にみられます。例えば、がんが発生した乳房と関連するリンパ節を切除すると、腕がむくみやすくなります。日本ではきわめてまれですが、熱帯地域の寄生虫であるフィラリアに感染した場合も、二次性リンパ浮腫がみられます。

二次性リンパ浮腫では、皮膚は健康にみえますが、むくみや腫れが生じます。むくんでいる部分を指で押しても、静脈の血流の異常によるむくみほど指の跡がはっきりと残ることはありません。リンパ管炎や組織の炎症を合併すると、リンパ浮腫は悪化します。フィラリアに感染した場合を除いて、象皮病になることはありません。

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【リンパ浮腫】

[1] リンパの流れが悪化

[2] 一次性と二次性の別

[3] 一次性リンパ浮腫

[4] 二次性リンパ浮腫

[5] 原因を見分ける検査

[6] 弾性ストッキングの着用

 

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