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まれに、生まれた時に腫れが明らかなことがあります。普通は、乳児ではリンパ液の量が少ないため、少ないリンパ管でも処理できます。大抵の場合、浮腫が生じるのはもっと成長してからの思春期から20歳のころで、リンパ液の量が増えて少ないリンパ管では処理しきれなくなってからです。浮腫は片脚あるいは両脚に、徐々に始まります。
リンパ浮腫の最初の徴候は、片脚あるいは両脚の腫れ。夕方になると靴がきつく感じるようになり、足の皮膚に靴の跡が残ることもあります。痛みや皮膚の色の変化はなく、翌朝になると腫れは消えます。時間とともに悪化すると、より腫れが著しくなり、1晩休んでも完全には消えなくなります。そのまま放置しておくと、次第に腫れやむくみは消えてなくなり、皮膚が硬くなってきます。中には、むくんだ手や脚が極端に太くなり、皮膚や皮下組織がガサガサと厚く硬くなって象の皮膚のようになることがあります。このようになると象皮病と呼ばれますが、これが筋肉に及ぶことはありません。
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【リンパ浮腫】
【四百四病の事典】
【メディカル・チェック】
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