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●睡眠のパターンとサイクル
さて、人間の睡眠は、脳波による測定が可能になってから、客観的に明らかにできるようになったのである。脳波というと、脳から発せられる微量の電波と思われがちだが、実際は脳の二点間の電位差の変動を示す。
この人間の脳波は、一九二〇年代にドイツの精神医学者H・ベルガーによって発見された。脳波の発見から、はじめて本格的な睡眠研究が始まったといってよいだろう。脳波の波形の変化を捕らえることで、客観的に覚醒状態と睡眠状態との区別ができるようになり、また、睡眠の深さや経過を知ることができるようになったのである。
以後、睡眠の研究は日進月歩で進んだ。一九五〇年代中頃には、睡眠にレム睡眠とノンレム睡眠という、二つの質の異なる眠りがあることが明らかにされた。
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