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植物でも、睡眠物質の存在を探る研究が盛んだ。マメ科の植物オジギソウは夜、葉を閉じて眠るとされているが、日本の教授グループによって、それら睡眠物質の化学構造が発表されている。
また、人間の眠りと目覚めの関係は、体内から分泌される覚醒ホルモンであるノルアドレナリンと、睡眠ホルモンであるセトロニンの相互作用だともいわれている。私たちは、覚醒ホルモンの分泌とともに目覚め、日中活動する。そして、覚醒ホルモンの減少とともに眠りに就く。もし、覚醒ホルモンが一日中分泌され続ければ、熟睡できず、不眠症になる。睡眠ホルモンの役割は、この覚醒ホルモンを調整し、眠りを促進させることであるという。
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