健康創造塾

…………………………

●生体のリズムを刻む体内時計

 人間は一日二十四時間の周期で、覚醒と睡眠を繰り返しているが、考えてみればこれも不思議な習性である。

 J・アショッフは、外の環境の変化による影響を遮断した地下壕に、四週間にわたって人を住まわせて、覚醒と睡眠のリズムに狂いが生じるかを実験した。もちろん、時計など時刻を知る手掛かりになるものは、携帯させていない。

 すると、真っ暗な部屋で生活した被験者が勘で決めた起床時間には、少しずつ遅れが生じ、約二週間で昼夜は逆転してしまった。

 この実験の結果、被験者は平均二十四・九時間で、一日のリズムを繰り返していたことがわかったのである。このズレは二週間も経過すると、昼夜が入れ替わるほどの長さになるが、時刻を知る手掛かりを全く失っているにしては、一日〇・九時間の誤差は驚くほど小さい。

 これが、人間が体内にあらかじめ、一日二十四時間を刻むリズムを備えていることの証明となった。

……………………

【イチオシ!はこちら!】

 

【睡眠とは何か】

[1] 睡眠とは1

[2] 睡眠とは2

[3] 睡眠とは3

[4] 睡眠とは4

[5] 三分の一1

[6] 三分の一2

[7] 三分の一3

[8] 生体リズム1

[9] 生体リズム2

[10] 生体リズム3

[11] 生体リズム4

[12] 睡眠学説1

[13] 睡眠学説2

[14] 睡眠学説3

[15] 睡眠学説4

[16] 睡眠学説5

 

【四百四病の事典】

[10] 胃の不快症状

[11] ヘルペス

[12] 視力障害

[13] ピックアップ

 

【健康実用辞典】

[22] インデックスへ

 

【健 康 情 報】

[14] 睡眠を見直す

[15] やる気を練る

[16] ピックアップ

 

【メンタリティ】

[17] 強気勝気弱気

[18] ピックアップ

 

【ライフスタイル】

[19] 器量を磨く

[20] 「気」の神秘

[21] 脳力を研ぐ

 

【リンク】

リンク集

ピック・サイト・アップ

 

【メディカル・チェック】

[0] ホームへ戻る


Copyright(c) 2005〜
KENKOSOZOJUKU