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白癬

白癬菌と呼ばれる一群の真菌が皮膚に感染

白癬(はくせん)とは、皮膚糸状菌が皮膚に感染して起こる疾患。皮膚糸状菌の多くは、白癬菌と呼ばれる一群の真菌(カビ)です。

白癬菌は高温多湿を好み、ケラチンという皮膚の蛋白(たんぱく)を栄養源とするため、足の裏、足指の間などが最も住みやすい場所になります。白癬は発症部位によって、頭部白癬、顔面白癬、須毛(しゅもう)部白癬、体部白癬、股部(こぶ)白癬、陰嚢(いんのう)白癬、手白癬、足白癬、爪(そう)白癬などに分けます。

●頭部白癬(しらくも)、ケルスス禿瘡(とくそう)
頭部に生じる白癬。しらくもでは、頭皮がカサカサして毛が抜けてきます。頭の毛の中に深く菌が入るとケルスス(ケルズス)禿瘡という深在性白癬になり、うみ、しこりを伴うようになり、放置すると瘢痕(はんこん)、難治性の脱毛を生じます。ケルスス禿瘡は、子供が犬や猫と遊んで移ったイヌ小胞子菌により生じることがしばしばあります。

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【白癬】

[1] 白癬菌が皮膚に感染

[2] ゼニたむし

[3] いんきんたむし、水虫

[4] 爪の水虫

[5] 抗真菌薬の外用で治療

[6] 生活上での注意点

 

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