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心臓の病変の状態に応じて、利尿剤、強心薬、ジギタリスなどを使い、酸素吸入、食塩制限も行います。原因になっている疾患の治療のために、抗生物質や副腎(ふくじん)皮質ホルモン(ステロイド剤)を使うこともあります。
なお、心筋炎の発症1週間程度の急性期に、鎮痛解熱剤(非ステロイド系消炎剤)を使用すると心筋の破壊を悪化させる可能性があり、現在では使用を避けたほうがよいといわれています。従って、風邪と自己診断し、むやみに鎮痛解熱剤を含んでいる風邪薬を服用することは、非常に危険なこととなります。
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