|
【i-mode版】
…………………………
【イチオシ!はこちら!】
……………………………
診断を確定するためには、腹部超音波(エコー)検査やCT(コンピューター断層撮影)検査が必要です。特にCT検査は病変の広がり具合、腹部や胸部の変化などを正確に捕らえることができるため、急性膵炎の診断と重症度の判定には欠かせません。
急性膵炎は、病変の進み具合によって、軽症、中等症、重症の三つの段階に分けられます。
軽症では、医師による触診の際に左上腹部を押すと痛みが生じ、また押されておなかが硬くなる筋性防御もあります。病変は膵臓の周囲にとどまっていて、腹部超音波検査を行うと膵臓全体に腫れが認められます。血清アミラーゼと尿中アミラーゼの値も上昇します。
中等症になると、発熱や全身倦怠感が起こり、病変が腹膜組織や腹腔全体に広がります。血液検査の異常値も高くなります。また、血液中に流出した消化酵素のために、さまざまな臓器や組織の壊死が起こることがあり、わき腹や下腹部に皮下出血による出血斑(はん)が現れるケースもみられます。
………………………
【急性膵炎】
【健康実用辞典】
【メディカル・チェック】
Copyright(c) 2005~
KENKOSOZOJUKU