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急性膵炎

腹痛を伴って急激に起こる炎症

急性膵(すい)炎とは、酒の飲みすぎや胆石などの要因により、膵臓に急激な炎症が起こる疾患。持続的で、激しい上腹部の痛みを伴います。

比較的軽症で膵臓が腫(は)れるだけで容易に回復する浮腫(ふしゅ)性膵炎、膵臓や周囲が壊死を起こす壊死性膵炎など、さまざまな症状があります。重症の場合には、他の臓器にも障害を来す多臓器不全となったり、重篤な感染症を合併して、ショック状態に陥って死に至る場合もあります。軽症の場合は、2~3日で腹痛はやみ、1週間ほどで治ります。

厚生労働省では、原因不明の難病の一種で、難病対策推進の調査研究の対象となる特定疾患に、重症急性膵炎を指定しています。

発症頻度は男性が女性の2倍で、男性では30~60歳代に多くみられ、女性では50~70歳代に発症しやすい傾向がみられます。

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【急性膵炎】

[1] 急激に起こる炎症

[2] 消化酵素による自己消化

[3] 主な要因は胆石、アルコール

[4] 突然の激しく持続的な痛み

[5] 軽症のうちに治療を

[6] 軽症、中等症、重症

[7] 軽症、中等症の治療法

[8] 軽症、中等症の治療法2

[9] 重症急性膵炎の治療法

[10] 食事療法も重要

[11] 再発を防ぐ自己管理

 

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