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乾癬の症状に気付いたら、近くの皮膚科専門医のいる医療機関を受診し、治療法を相談します。多くのケースでは外来通院治療が行われ、重症型の場合には入院治療が必要なこともあります。
診断は、特徴的な発疹とその分布、経過より判断します。通常は内臓の異常はありませんが、時に糖尿病、高血圧、肝臓病を合併していることがあるので、検査で確認することが必要です。また、薬の副作用で乾癬のような発疹が出てくることもあります。治療の効果がみられない場合や経過の長い場合は、発疹の一部を切って顕微鏡で調べる組織検査を行うと、診断が確定します。
まだ根本的な治療法はなく、症状に合わせたいろいろな治療が行われます。いずれの治療法も治療を中止すると、再発することがあります。また、必ずしも強力な治療法を行うことが最善とは限りません。そこで、乾癬のタイプなど医学的要因、年齢など発症者の要因などをもとに、治療による効果と危険性を考え、医師と発症者とで検討をして治療方針を決めます。
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