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●危険因子を上手にコントロールする

 現代では、動脈硬化は治療と予防が可能な病気と見なされています。しかし、一般的には、治療より予防という考え方が大切にされており、実際に予防は非常に効果があります。

 その治療と予防の重要なポイントは、危険因子をできるだけ早く発見して、上手にコントロールすること。

 動脈硬化、特に粥状硬化の危険因子は高血圧、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症肥満、喫煙、運動不足ストレスなどですので、これらの危険因子を一つだけでなく複数持っている場合、動脈硬化を進行させる危険は一層高まります。

 特に、内臓脂肪が増加し、血圧の上昇、中性脂肪の上昇、糖代謝異常が合併した状態は、メタボリック・シンドローム(代謝症候群)と呼ばれ、動脈硬化が進展しやすい状態です。

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【動脈硬化】

[1] 動脈壁の硬化肥厚

[2] 3つのタイプ

[3] 中膜、細動脈硬化

[4] 粥状硬化の開始

[5] 粥状硬化の進展

[6] 危険因子の発見

[7] 食事、運動療法

[8] 禁煙、薬物療法

 

【四百四病の事典】

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【メディカル・チェック】

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