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●最も注意を要する粥状硬化

 通常、動脈硬化といえば、粥状硬化(アテローム硬化)を指します。この粥状硬化は、高血圧、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症肥満、喫煙、運動不足ストレスなどの危険因子により生じると考えられています。

 この粥状硬化は、心臓を取り巻く冠動脈、心臓からの血液を受け入れる大動脈、その大動脈から枝分かれして、腎臓と連絡する腎動脈、下肢へいく腸骨動脈や大腿(だいたい)動脈、脳へいく内頸(ないけい)動脈、同じく脳へいく脳底動脈など、比較的太い動脈の壁によく起こります。

 早い場合、粥状硬化はすでに10歳代から始まります。個人差はありますが、その後長い年月をかけて、加齢とともに進展していきます。

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【動脈硬化】

[1] 動脈壁の硬化肥厚

[2] 3つのタイプ

[3] 中膜、細動脈硬化

[4] 粥状硬化の開始

[5] 粥状硬化の進展

[6] 危険因子の発見

[7] 食事、運動療法

[8] 禁煙、薬物療法

 

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【メディカル・チェック】

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