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せつ、ようの原因は化膿球菌の感染で、黄色ブドウ球菌による場合が多いのですが、溶血性連鎖球菌による場合もあります。皮膚の小さい傷や皮膚が湿った状態が長く続くと、それが誘因となります。
せつ、ようが一度に混じって体のあちこちに多発したり、治ったと思ったら次から次へとできる場合を、せつ腫(しゅ)症といいます。
なお、せつの軽度のものを毛包炎あるいは毛嚢(もうのう)炎といい、さらに毛包炎の軽いものを吹き出物ということがあります。また、化膿菌が真皮に入って炎症を起こすと丹毒となり、皮下組織に広がると蜂窩織(ほうかしき)炎となります。いずれも、せつよりは重症です。
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【せつ、よう】
【四百四病の事典】
【メディカル・チェック】
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