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腹痛、関節痛などで日常生活が困難となった場合、入院治療が必要となります。その上で、急性期症状の改善には、副腎(ふくじん)皮質ステロイド剤の投与が有効です。特に腹痛を伴う場合では、消化管からの吸収に期待できないため、ステロイド剤を静脈内投与することが多くなります。

特発性血小板減少性紫斑病では、急性型は自然に治癒することが多いので、ほとんどの場合は経過観察します。急性から慢性へ移行する確率は、高くありません。慢性型の場合は副腎皮質ステロイド剤を投与し、それでも血小板数が増加しなければ、血小板の破壊にかかわっている脾臓を摘出することで、良好な経過を得る可能性が高くなります。なお効果が不十分な場合は、免疫抑制剤などが使われます。

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【紫斑病】

[1] 内出血による紫斑

[2] 単純性紫斑

[3] 慢性色素性、アレルギー性

[4] 特発性血小板減少症

[5] 出血に注意することが大切

[6] タイプで異なる治療法

 

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