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紫斑(しはん)病とは、皮膚および粘膜に点状、斑(まだら)状の出血を起こす疾患。紫斑が多数現れ、主症状となるものの総称です。
じんましんなどの紅斑は押すと赤みが消えますが、紫斑は押しても色が消えないのが特徴です。紅斑は血管が拡張し、充血するために起こるもので、押すと血管がつぶれて中の血液が移動するので、一時的に赤みが消えます。それに対して、紫斑は皮膚または皮下組織への内出血で、血液は血管の外に出てしまっているので、押しても色は消えません。
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【紫斑病】
【四百四病の事典】
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