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貼布試験では、リント布かガーゼに原因と考えられる物質を塗って、皮膚に張り付け、絆創膏(ばんそうこう)で固定します。48時間後に検査の判定を行った時、貼布した部分に発赤、または小さな水膨れができていれば陽性です。金属アレルギーの場合は、1週間たって陽性反応が出ることもあるため、診断に時間がかかります。貼布試験を行う際には、入浴はできず、汗をかかないように注意する必要もあります。

最もよい治療法は、原因物質に触れないようにすることです。医師の側では、原因物質が含まれている製品を知らせるとともに、その物質が含まれていない代替製品を紹介します。

皮膚の炎症やかゆみを和らげるには、ステロイド外用剤の塗布と抗ヒスタミン作用のある内服剤が有効です。症状が激しく、範囲が広い場合には、短期間ステロイド剤を内服します。

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【接触皮膚炎(かぶれ)】

[1] さまざまな原因物質

[2] 一次刺激性とアレルギー性

[3] 主症状は赤いはれ、かゆみ

[4] 貼布試験で原因物質を確認

[5] ステロイド剤の外用と内服

 

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