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症状はいわゆる湿疹の型をとりますが、原因物質によって多少異なります。最も多いのは、原因物質が触った部分が赤くはれ、強いかゆみがあり、次第に小さな水膨れとなるもので、原因物質との接触が続く間は治りません。

湿疹ができるところは、原因物質が加わった部分なので、自分で気が付くことが多いものです。もし原因に気付かずに、何度も繰り返してアレルギー性接触皮膚炎などが起こっていると、皮膚が次第に厚くなったり、色が付いて治りにくくなります。かき傷やかさぶたもみられるようになります。また、原因がわかっても、職業や生活環境の関係から原因が除去できなくて、治らない場合もあります。

接触皮膚炎症候群という病態もあります。原因物質の接触した以外の部分にも湿疹が広がることで、かいて広がる場合をいいます。さらに、これが全身に広がることがあり、自家感作性皮膚炎と呼ばれます。

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【接触皮膚炎(かぶれ)】

[1] さまざまな原因物質

[2] 一次刺激性とアレルギー性

[3] 主症状は赤いはれ、かゆみ

[4] 貼布試験で原因物質を確認

[5] ステロイド剤の外用と内服

 

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